桐灰貼る介護

ラブ&ポップの桐灰貼る介護のレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
3.3
カメラワークがきしょくて不思議!

彼氏と一緒に観たよ。
うちらは援助交際なんてのが身近になかった世代と治安だったから、「マスカットおじさん気持ち悪いね、性癖バグってんじゃん」とか話してた。

援助交際は現代におけるパパ活だ!とか、日本は未成年に興奮する成人男性への規制がどうとか、思春期に自分の体の価値に気付く子供とか
そういう話は他の人が散々してくれてるだろうから特に深くは追求しないけど

ふと思ったのは、「女性にとっての自衛っていうのは援助交際をしないこと、危ない場所に自ら進んで入らないこと、自分の価値を見誤らないこと」かもしれない

そういう意味での自衛なら、女性は積極的に行っていくべきだなって。



彼氏「うん。でもさ、援交だってそもそも女子高生に興奮してる人がいるからだよね。子供じゃんか。買う人の気が分からないよ」

 そうだね、買ってる人が変だよね。需要があるから成り立つんだよね、援助交際は。犯罪だってそう、被害者は加害者がいるから存在するんだよ。性犯罪に関して言うと、被害者側が自衛をしなかったから犯罪に巻き込まれたんだって言う人はいるじゃん。

イマジナリーヒソカ「踊り狂って死ぬ♡」

そうそう。悪いのは性犯罪者だよ!だからといって加害者たる人がまだそこらじゅうにウヨウヨしてるのに"悪いのは加害者!私は好きなことして生きるぞ"って未防備になってると、それこそ加害者たちのかっこうの的なんだよね。手遅れになっちゃうよね。そうなる前にある程度防げるものもあるだろうって思うんだよね。

ヌオー「ヌオー」

 どんな服装しても、どんな人と遊んでも本人の自由なんだけどさ。要は大切な人に地獄のような思いをしてほしくないんだよね。愛してるからこそ、全てを大切に守りながら生きて欲しいんだよ。だからもし自分が主人公の親だとしたら、援助交際なんて危ないことはしないで、変な人には近付かないでねって口酸っぱく言っちゃうと思うな。だってかわいいんだから。

彼氏「よくわかんないや」

私も、わかんなくなっちゃた…………。

ヒソカ「おしまい♣」