黒猫ぽち

スキンレスナイト ―デジタルレストア版―の黒猫ぽちのレビュー・感想・評価

5.0
「AVも手がけていた映画監督の望月六郎が一般映画デビューを果たした自伝的作品。」…シネマスコーレで1月20日から1週間上映されるこの作品、32年前の作品が再び劇場公開されるということで、ワクワクしながら待ってました。今日は上映後に望月監督の舞台挨拶もあるということで、それも楽しみにしていました。

印象に残ったのは最後の場面。加山が妻と2人で6年前を回想するところでした。この場面があって2人の気持ち、想いがしっかり通じ合ったんだなぁ、と感じました。

僕としてはこの映画を観ていて、この映画が最初に公開された頃の「時代の雰囲気」のようなものを少し思い出しました。古い映画と言っても僕の学生時代の作品ですから特別古いというわけではない、昭和の終わり頃の作品です。すっかり記憶の中にある時代なので、眼にする風景の中には懐かしさを感じたりして…なんだか嬉しいような気持ちがいっぱいで魅入っていました。

[昨年9月に文春オンラインに掲載された望月六郎監督のインタビュー]
第1回 https://bunshun.jp/articles/-/65730?page=1
第2回 https://bunshun.jp/articles/-/65731#goog_rewarded
黒猫ぽち

黒猫ぽち