カミワザ

バタフライ・エフェクト2のカミワザのレビュー・感想・評価

バタフライ・エフェクト2(2006年製作の映画)
2.8
『バタフライ・エフェクト』はメディア(ディレクターズカット版)を所有し、数十回は観たお気に入り。
そんなバタフライ・エフェクトの続編です。
めっちゃ評価低いけど・・・

タイトルに【2】と付いているものの、同じ過去へ戻る能力を持った別の主人公の物語なので、前作との繋がりは殆どありません。(情報程度に前作を踏襲したカット有)
なのに一番ダメなのが、タネも仕掛けも前作そのまんま。
ストーリーだけ書き換えたような・・・
本当に短い期間で作られたんだな~って感じがします。

ストーリーは悪くないんです。
主人公ニックの気持ちや、葛藤もよくわかります。
過去へ戻るシーン(時空の歪み)等、工夫されているなぁと思える映像もありますし・・・

そもそも、物語の軸となる主人公とヒロインのキャスティングが間違いではないだろうか?
ニック(エリック・ライヴリー)、ジュリー(エリカ・デュランス)
まるでこれから派手なアクションを繰り広げるかのような角張った顔の2人・・・
これなら、エイミー・スマートを、もう一度出せ!!って感じです(笑)

っと、突っ込みを入れながらも、結末まで退屈せずに観る事は出来ました。
タネと仕掛けが最高なら飽きないでしょって事?
前作の評価が高かった為に、とにかく続編を作ればそこそこ売れるだろう。
とお金の見え隠れする作品にまんまと乗っかってしまった私・・・

あと、ラストは×
主人公の最後の行動は解ります。
ですが、これで切ないエンディングとは言えません。
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