このレビューはネタバレを含みます
さすが韓国、ストーリーがよく練られていて、やたら殺戮がくりかえすが、後味は悪くなかった。
要するに、貴公子こそが、父親の血を受け継いだコピノであり、貴公子は金持ちで強欲の父親が心臓移植のために、自分の血を分けた息子を探していることを知り、一芝居を打ったと言うワケ。
その背景には、骨肉の遺産相続争いに敗れた子供の1人[残忍な息子]が父親を死なせないために心臓移植をらさせるって言うんだから身も蓋もない。
貴公子も関与していた、フィリピンの施設を立て直す資金を得ようと、その施設出身の体力のあるボクサーを息子と偽り、韓国に渡航させたと。
残忍な兄を強請ってまんまと大金をせしめてある意味ハッピーエンドとうのが良かった。