さーやorべりす

金星で逢えたらのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

金星で逢えたら(2023年製作の映画)
3.5
運転手だけが無傷で同乗者大怪我とか死亡とかよくあるよね。
これもその感じで、一人死亡、一人下半身麻痺になるかも?でその親にピンピンしてることで恨み言を言われる運転してた男の子、自殺を図るも女の子に止められその女の子に強引に旅に連れて来られるが彼女が自分を捨てた母親を探す旅だったって話。
実は
彼女が本来この旅に行く予定の同行者
彼女がとある〇〇を持ってる
とかあとからわかってくる
最初は頭を肩につけられるのも嫌がり無言だった彼がどんどん彼女との距離を縮めていくところは見てて生きることを諦めなくなったようで嬉しかった

車って考え方難しいよね…
海外だと16とかで車乗れるんだもんね?
色々この映画を見て思い出した
割りかし学校に親が迎えに来たりするの当たり前に過ごしてたけど父親が絶対に友達を一緒につれて帰ったりしてあげることをしなかった。お父さんは『事故があったときに責任が取れないから』とひたすら言ってたけどたまに乗せて帰ってくれる幼馴染の親とかと比較して友達に申し訳無さを感じていた
でも今考えたら確かになんだよね
逆に言えば友達の家に行って遅くなろうがライブとか行くのに他のおうちの車で送り迎えしてくれると言われようが父は許さなかった
じゃぁ友達の家に迎えに行くから送ってもらうのはやめなさい
県をまたいだ遠出のライブもどんなに遠くても父親が送り迎えすることを条件に行かせてもらったりもしてた
それくらい車に口うるさい父親は車に興味がないわけでも嫌いなわけでもなくむしろ逆で車は趣味だし大好きだった。スポーツカー好きでポルシェという車を愛用してて今も別のポルシェを乗ってるくらいポルシェが好きなんやけどそれに乗りたいという友達がたまにいて(車を知ってる子供なのか見た目なのかはわからん)それも断ってたけど
車好きだからこそ車の危険性をずっと持ってて逆に偉いな父親!と思い返すと尊敬できるようになりました
大人になって私が他の人の車に乗ろうが何しようが言わなくなったけどね、未成年の間の出来事を思い出しました