何か…惜しい・・・
設定は無茶苦茶面白いのよね
近未来のNY
ポッドと言われる卵型の装置で
赤ちゃんを10ヶ月育てる事が可能な世界
奥さんは最新テック系のバリバリの
キャリアウーマン
旦那は自然を愛し保護したい植物学者
倫理観の追求、
神を超越しようとする人間
社会、経済、精神の崩壊
しっぺ返し、代償、ディストピア
資本主義、利益追求の功罪
この辺りが描かれると思ったら
もっと、ライトな感じでゆるーりと終わる
夫婦の感情をメインにしているが
心の移り変わりに納得するところと
えっ？と懐疑的になるところがあるので
感想は千差万別かな…
近未来の生活や働き方、世界観に
真新しさを感じなく、インフルエンサーとか
もう居ないでしょ？とか未来感が中途半端
それでも、自然を商品として扱う世界や
夢までも商品にしようとする世界
何かを得て、失った大事なモノを
人工的に創造して販売する
AIがセラピストとなり、理解出来ないモノは
不要、不必要と説き、受け入れる人間
この考え方は、人類崩壊だろうなーと
普通に、スズメバチは絶滅している…とか
植物はホログラムに移行していこう…とか
便利の先の未来が人工物しか無い世界が悲しい
