SunO2

Cock Crows at Eleven(英題)のSunO2のレビュー・感想・評価

Cock Crows at Eleven(英題)(1978年製作の映画)
5.0
少女連続殺人の逃亡犯を廃屋にかくまう12歳の少女、父親は車椅子生活の猟銃マニア、欲求不満から色情症になったらしい継母...と完璧な配役で送る昼のサスペンス劇場。保護者は脚本読んでなかったのか、冷た~い目つきが天才的な子役がこの映画っきりというのも頷ける。さすがにあのシーンではダブル使ってたが。L.ガストーニがエンディング変更を要求したらしく,撮ったふりして編集で差し替えて訴えられるというオマケ付き。逃亡犯と出会ってかくまう辺り「ミツバチの~」的な着想。自警団や警察を悪役扱いするのがこの頃のイタリア映画。終始流れ続けるモリコーネの美メロが超エレガント。休日の午後はこういう映画に限るというのを再確認しつつ、父親想いなのねヨシヨシと頷く。
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