世界一のフランスの原子力企業で労働組合代表を務めるモーリーン·カーニーは 会社と中国との極秘取引を知り会社と労働者とフランスの未来のために内部告発をするのです。そして彼女は目に見えぬ強大な力に寄り…
>>続きを読む労働組合の代表として闘うも、上からの妨害にあい、その際とてつもない情報をつかむ。嫌がらせされ、個人の闘いも強いられる。設定が面白そうでハードルを上げてし待った。「馬の首」の台詞は劇場の年配たちが大爆…
>>続きを読む「12日の殺人」同様実に収まりの悪いエンディングの、実話に基づく社会派サスペンス。例えが古いが「ノーマ・レイ」みたいな労働組合ものかと思ったが、焦点はそこには無い。
事件に至るまでの回想の前半部と…
その後に流入して覇権を握るべくに既存の一強組織を解散させようと画策する、とか「龍が如く」みてえな話だな。
などと想像するようなあてくしには言わずもがな前半部分は難しかったんですが。
後半、襲撃さ…
事実というのが恐ろしい話。
内部告発をしようとしたモーリーンが何者かに襲われる。しかし、それは自作自演だという無理矢理の供述が作り上げられていく。
権力者からの終わりなき活力、被害者から容疑者へとい…
モーリーンを大企業に立ち向かう正義感を持った、皆から愛される「良い主人公」として描けば、勧善懲悪の爽快感のあるストーリーにできたかもしれない。
しかし本作では彼女を頑固で負けず嫌い、労働者代表の座に…
原発会社の組合委員長の6年間の闘いの記録。巨大企業の暗躍、恐喝、警察の思い込みによる誘導尋問と虚言強要、女性差別による偏見の全てを受け止めるイザベル・ユペールの美しく強い眼差し。実話をベースにした社…
>>続きを読む社長のモーリーンに対する態度、暴言の数々、椅子を投げつけるなどの暴行、男性の医者によるモーリーンの身体の検査等、わずか十年ほど前にあんなことが平然と行われていたことに驚き呆れた。セクハラ、モラハラ、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
フランス映画はとても進んでいると感じた。出世するのに男は能力を求められない。と断言してるシーンがとてもかっこよかった。
こんな酷いレイプを受けて、嘘の告発だと有罪判決を受けるのは調査機関の能力の低さ…
原題は、組合活動家。
民主主義発祥の国とも言えるフランスで、原発企業の組合代表の女性がこんな非道に遭っていたという事実を知れただけでも大収穫。
フランスに今でも憲兵がいるというのも驚きだ。
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