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私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?のparaのレビュー・感想・評価

3.7
従業員の雇用を守るために権力に楯突いたら脅迫された女性の実話。
“良い被害者“でなければ裁判で心証が悪くなる。
それは裁判の前段階の捜査でも同じこと。
この裁判では最初の弁護士が無能だったに尽きるためため敵対勢力に送り込まれた弁護士だったのでは?と勘繰ってしまった。

実話だけにもやっと終わるのは仕方ないし、またどれも事実だからなのはわかるものの、いろんな問題が多過ぎてこの映画で1番伝えたかったことがよく分からずボヤけてしまっている。

アレバが解体され、
現在サルコジ元大統領汚職事件で控訴審有罪判決で上告中、アレクサンドル・ジュリはマネロンで逮捕と、サルコジとその取り巻きが力を失っての映画化なんだろう。実名が出てくるところが凄い。

ユペール様の最後のカメラ目線よ!

1番伝えたかったことはなんだろうとフランス語の原題を調べたらが直接的で驚いた。
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