イザベル・ユペール、凄いってのはよくわかる。本当に70歳なの？というお肌と髪。見た目だけでなく、自信満々でどんな脅しにも屈しませんという姿も疲れ果てた姿も説得力ありあり。
でもって内容はアレバ社の欧州労働評議会の代表だったモーリーンが内部告発して、酷い目に遭う話。いやいや、流石フランス、男女差別が酷いし、圧力やいじめが露骨で陰湿。
政治家の実名がどかどか出てくるし、中国への技術流出とか原発の問題とか、うっすらしか知識がないのでついて行くのが大変。途中で何度も脱落しそうになる…
そして実話に忠実すぎて、すっきりとした終わりにはなっていないので、もやもやしてしまい辛かった。でもこんな映画が作れるフランスもすごいよね。
