「沖縄問題は日本全土の問題」
この意味がよくわかる映画でした。
それは安保問題に限った話ではない。
基地問題に大きな影響を与える知事選挙。
民間が実施するアンケート。
全てにおいて過半数が基地建設・移転に反対の意思表示をしているにも関わらず、変わらぬ基地計画。
民意を全く無視した本土政府の態度。
事あるごとに「民主主義」と首相は言うが、果たしてこの国の「民主主義」は機能してるのか。
座り込みの男性が言ってた
「米軍は怖くない。日本政府が怖い。米軍は僕らの生活には手突っ込んでこない。でも日本政府はやるでしょ。」が重く残っているし、ダースレイダーのラップを微動だにしない直立で聴く機動隊達の、仕事とはいえあまりの"機械"っぷりに、これがマジで同じ人間なのか。体制側にいなきゃいけないだけでこうも人間性が無くなるのかと絶望したりする。
同時に、この映画見てひろゆき周辺の座り込み冷笑ツイートがマジで醜悪だと言うことを気付けない人間も、もう終わってると思います。
