ネタが枯渇しマンネリ化に悩むオカルト動画クリエイターの雨宮に、マネージャーから新居の相談を持ちかけられる。彼曰く、間取りがどうも変なのだという。
雨宮は設計士栗原にこの件を相談すると、間取り図を一目見て「やめておけ」と口にする。
原作はじとっとぞわっと静かに侵食してくるようなミステリーな所をかなりホラーに振った感じ。ジャプスケアやビジュアル等ストレートに怖がらせる部分が多かった。
原作とストーリーの大筋は変わらないけど空気感の違いはかなり大きい。でも映像化するならここまでやってこれはこれで正解なんじゃないかと思う。
栗原のキャラ演出が最初無理かもと思ったけど案外すぐに慣れて馴染めたので安心した。
結果的に間取りミステリー映画というより土着系ホラー映画になって、よくあるお馴染みのホラーに落ち着いた感じがあるのはちょっと残念やけど、普通に楽しめる内容になってて良かった。
