このレビューはネタバレを含みます
オカルト動画クリエイターの雨宮はマネージャーから新居予定の間取りに変な所があると相談される。
意図が不明な壁の存在に興味を持った雨宮は知り合いの建築士・栗原に相談する。栗原はある恐ろしい仮説を立て、やがてそれが現実味を帯びていくお話。
動画は観たことなかったのですが漫画の方をちょっと読んだことがあったので一応鑑賞してみました。
尺の都合で主人公たちがかなりぶっ飛んだ発想で調査をしていくので、もう少し家を建てた不動産会社辺りから始めてくれた方がもっと不気味になった気がします。
ただお面が滅茶苦茶怖かったのとチェーンソーおばあちゃんが面白かったのでそれなり上映中は楽しんで観てましたね。
それと出演者がそれなりに豪華でして特に後半の横溝正史の世界っぽくなってく辺りで石坂浩二さんが登場するのでちょっと色々狙ってそうですね。
終盤の屋敷から脱出後、焦燥しきった主人公が燃え盛る屋敷を車から眺めるらへんの終わった感は割と好きだったりします。
奇妙な間取りという点については時々引っ越しを考えていなくてもスーモなんかで見ることがあるのですが、確かに何でこんな形しているのだろうとかトイレの位置が変わった所にあったりと思う事はありましたので話の出発点としては結構面白いと思います。
流石に殺人が行われていたり、監禁したりだとかまでは思いませんがね。
貴方の住む家は果たして大丈夫ですか・・・？
