このレビューはネタバレを含みます
ホラー系配信者のアメミヤが、ひょんなことから間取り図に違和感のある家の調査を始め、相談役である建築士の栗原らとともに、とある一族に関わるおぞましくも悲しい真実を突き止めるミステリーホラー。
冒頭の部分だけ
漫画で読んじゃってたんですが
(漫画とは主人公の設定が違いましたが)
いい意味でどんどん裏切られて
そういうことかーって。
建物作る人に悪い奴はいないってか。
結構面白かったです。
感覚的には、「ゲ謎」展開を実写版で見た
って感じかな。
ただ、気になったというか、
原作の方が面白いかもなと
思ったのは、
推理というか登場人物たちの推察の描写が
やや雑だったなと。
例えば栗原が柚木の母の家で仮面を見つけるシーン。
明らかに建築士的視点から家の構造を考えて
言い当ててるのに、
その描写が無いとかね。
なんか勘づいてる横顔1カットだけ。
ちなみに栗原に関してはラストの「あのケチな栗林さんが?」みたいな発言があるが、
ケチだという描写もない。
甘党の変人感はあったけど。
あと、主人公が命を危険に晒してまで
動画を撮り続ける動機が
よくわからなかったね。