うましかうさぎ

変な家のうましかうさぎのネタバレレビュー・内容・結末

変な家(2024年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

つまらなかった(笑)でも、ホラーってそんなものなのかも。途中の過程でドキドキさせるというかビクってなるのを楽しむ感じっていうか。事前の情報ちょっともらいすぎてて、マンガもちらっと読んだし、ストーリーにも期待しすぎちゃった…
まず
・面白くて2回見に行った!
・途中退室するひともいる!
という情報…
まったく無い(笑)
途中退室、どの辺りかな?!ってワクワクしてたけど最後までリラックスして見れた。
そしてなんなら、1回見ただけでも、2000円も払っちゃったよwwwっていう気持ちが…浮かんできたような来ないような…
2回行った人は間宮くんの超絶ファンとかかな??

ストーリーはといえば、村ぐるみのホラー系を、この間映画じゃないけど「ガンニバル」という傑作を見てしまっていたがために、既視感が。
明治時代からの風習を今も引きずってるって…。
左手首の儀式っていうなんかネーミングも怖くないし…
「残穢」でもそうだったけど、調べてるうちにどんどん巻き込まれて行って歴史辿っちゃう系、ホラーあるあるなのかな。

ゆづきは、仲良しのお姉ちゃんのことなのに、なぜ今まで何も調べたりしなかったんだ?っていう。
逃げて〜お姉ちゃん、そんな異常ってわかってる実家なのになんでもっと必死で逃げないのだ!やばい!
とかとかいろいろつっこみどころが!

例の間取り図を持ってきた男の人は、なんかバンド?の人だっけ。演技がヘタでびみょうに大事な役なのに嫌だった。

最後の方で間宮くん撃たれなくて良かったけど、人が真上で殺されてその返り血浴びるのも相当のトラウマだよね。
トラウマといえばとうやくんがあんな環境で生まれ育ったにもかかわらずあんな普通に育ってて違和感ありまくるけど、子を持つ親としては、まぁそこは良かったよね。子供が不幸になったり救われない映画は良くないよね。

ラストでなんかほんのり恋愛匂わせてるのは空気違っていらない要素な気がした。

私の中では、最初の方で間宮くんが例の間取り図の家に撮影しながら入って、そこで佐藤二朗から電話来て、ゆづきのことを教えて、「つまり今あなたの横にいるのは得体の知れない人物という訳です」って伝えるシーンがいちばん「ゾッ」として良かった。
この「ゾッ」が大事だよ。
もっとそういうのが欲しかった!
それ以外は、しーん…からのバーン!ドーン!怖い仮面デーン!で勢いにより押し切った感じ。
高嶋政伸はいっつもあんなんで可哀想w


良かったところは、佐藤二朗の淡々としたちょっと変人の役。つまらない映画を少し格上げしてくれる存在となってる気がする。

それと長井短の存在感。台詞もほぼない、美人という訳でもないが、何故だか妾感がしっくり来ていて不幸な雰囲気を纏うのが上手。

あとは間宮くんの顔面

映画館で見ちゃったからアレだけど、暇な時にアマプラとかで見てた感じだったらもうちょっと楽しめたかも!!!