可もなく不可も無い中途半端な映画だった。
間取りを見ただけで、全てを推理してしまう栗原さん、しかも全て推理通り。え、超能力者か何かですか?
あと雨男にヒロインが会いに来るシーンで、雨男が「家の場所はバレないようにした」みたいな事言ってたけど、家の外観はっきり映して、しかも近くであった死体遺棄事件のニュースを動画内で紹介して…
そこまでやったら今の時代場所の特定なんてすぐにできるだろ。
後半の完全にウェス・クレイブン監督の『壁の中に誰かがいる』を意識しているとしか思えない展開、自分はそこまで嫌いにはなれなかった。
まぁもうここら辺の展開は家の間取り関係無くて、ヤバい村の話になってしまってるけど。
終盤、事態がひと段落して、遂に片淵家からの呪縛を乗り越えたと思ったのに、あのオチ…不穏すぎる。
ただジャンプスケアは本当にいらない。話の内容に合ってないし、全部不必要だった。
途中の川栄李奈が脅かしてくる下りも訳わからんし。彼女の役が主人公を脅かすメリット何も無いだろ。
あと最後の展開の雨男の家にも…みたいな下りどういうつもり?続編やりたいの?話のオチが不穏で良かっただけに、この終わり方は蛇足でしかなかった。
映画評価基準
この映画が好きか 5
没入感 6
脚本 5
演出 3
映像 4
キャスト 8
音楽 5
余韻 6
おすすめ度 3
何度も観たくなるか 3
計48点