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パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜のVisorRobotのレビュー・感想・評価

3.9
フォーラム仙台で見た。俺はフランス憧れみたいなものがあって、ついついフランス映画となると吸い寄せられるように見に行ってしまう。といっても、ゴダールとかは見たことがない。劇場でかかっていたら見る程度である。なんというか、フランス憧れって平成の価値観だよなと思う。

一言でいうと、『クイーンズ・ギャンビット』お菓子職人バージョンを無理やり2時間の尺に収めた感じだった。前半長すぎで後半詰め込みまくり。話の流れ自体は王道ジャンプ漫画みたいでストレスなく見れる。予想外の展開は全然ないけど。

パティシエ世界大会で日本が競合国として登場したのはシンプルにうれしかった。ただ、描写はうすかったなあ。あと、パティシエの世界大会で最大の見せ場が氷の彫像づくりというのも実際そうなんだろうけど、「え、、、そういうこと!?」とハチワレになる要素ではあった。

それって彫刻家の才能じゃないか。

主役を演じたリアド・ベライシュは甘いマスクで日本人好みのイケメンだった。まあでも今は甘いマスクはやってないのか。このあたりの平成のセンスか……。
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