このレビューはネタバレを含みます
留守中の友達の家に侵入するが盗みをはたらいたり家を荒らしたりするわけではない少女、まだ15歳の少女に恋心を抱いてしまうもそれをいけないことだと自制する青年、娘たちを家政婦のようにこき使いながらも孫に優しく接したり娘の稼いだお金をこっそり頂戴することはしない母親、みんな何かしらズレてても一線を越えず節度を守ってるところが好印象だった。
こういったティーンのひと夏の成長物語といった作品は年齢的にもうあまり響かなくなってしまったけど、控えめな演出が逆にリアルでよかったし、ドロドロしすぎない爽やかさもとてもよかった。