菩薩

テクノブラザーズの菩薩のレビュー・感想・評価

テクノブラザーズ(2022年製作の映画)
1.0
レニングラード・カウボーイズのKraftwerk翻案にブルース・ブラザースを添えて。つまらん面白いはとにかく自らの作家性を背負い投げでぶっ飛ばして三角絞め極めに来てるような作風にビビる。地方都市じゃ何も理解されないテクノブラザーズはまんま世界のワタナベと呼ばれながらも(?)日本じゃ極一部にしか認知されていないご本人そのものの投影なのだと思う。そんでつまらん面白いで言えばハッキリ言ってつまらない、シュールを狙い過ぎてすべっているしそもそもがパクリだし、サントラまで出してたけど普通に本家に怒られよと思った。あくまで地域振興映画としては辛うじてありのレベル、今日日全ての面において学生の方がよっぽど完成度の高い作品を撮っている。確実に続編を撮るであろうが、このままで行くならかなり厳しい。こう言う内輪ノリでやり切ろうとするから大田原から羽ばたけないんじゃないの、知らんけど。普通にカウリスマキ観てKraftwerk聴いてりゃいいだけの話。りこちゃんがデカくなり過ぎててビビった、最早親戚目線。
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