ラピュタん

ダンサー イン Parisのラピュタんのレビュー・感想・評価

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)
4.4
見どころ満載のドラマ💃👏👏
バレエ、コンテンポラリーダンス
動き、色彩、音楽、それに肉体美


主演の才能あるダンサーのピタッと定位した軸の美しさを堪能できます
導入部、クラシック音楽の芳醇さからまさかのテクノ❗️🦆
オープニングの美しさは息を呑むほど

大怪我ではなかったものの、休養によるキャリアへの影響の大きさに慄く26歳の女性
彼女の人生はバレエとともに始まり、やがて長い修練の後に幕を開けたばかりだった…

どこかコミカルな味付けは、コメディとも違う上品さ🌱
画面いっぱいに広がる“文化“の香りも素敵でした

美味しそうな料理も出てきますが、ほとんどがその準備段階の野菜などを描いています
若者の生き生きとした輝く笑顔も😃

父親の小言…身に詰まされつつ苦笑💧
反省すべき、けれど愛すべき“父親“の普遍🦆を軽妙に味付けしています
せっかく父娘でセーヌの流れを左手に歩いても、無口でぎこちない…(ちょっと🤏ホッとしました)
「オレは何を見せられてるんだ?」というお顔もステキ💓

訪れた田舎の女主人のしなやかで美しい眼差しと魔法の言葉♦️
(じぃ〜ん✨ときます)

舞踏団を率いる長身のホフェッシさんは妙にオーラがある人だなあ!と感心していたら、なんと本人が本人の役で出ています
振付指導やメイキングが映し出されるので、ダンスへの理解も深まりそう
練習後には、近くの海へ🌊
正確には海を見下ろす断崖の上で風に吹かれたり、夕陽を眺めて再充電⚡️

さり気なく、例えば壁の淡い色あいから始まって、さすがフランス🇫🇷という魅力💎を随所にたっぷりと感じました


芸術的な脚線美をも誇る
とっても愛らしい作品🩷


⭐️劇伴も俊逸です!
ラピュタん

ラピュタん