主役を含めダンサー全てホンモノ、本格的ダンス・ムービーを堪能すべし
主演のマリオン・バルボーさんはキリっとした顔立ちとダンサー体形が美しい女優さんで、パリ・オペラ座の所属でコンテンポラリーダンスの主役を務めるお方です。
物語は、マリオンさん演じるエリーズは足の怪我でバレエのキャリアを諦めていて、バイト先で出会ったコンテンポラリーダンスに興味を持ち、新たなステージへと向かうというものです。
冒頭のバレエも、コンテンポラリーダンスも俳優が短期間で習得したものではなく（多分）本物のダンサーが映っていると思います。マリオンさんのダンスや、日常シーンでの体の柔らかさは正にホンモノでしょう。非常に説得力がありました。
欲を言えば、最後のコンテンポラリーダンス・ショーを引き目で長く見たかったかなと思います。
本場が製作したダンス・ムービー、鑑賞する価値はあると思います。
