鍋レモン

ツーリストの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ツーリスト(2010年製作の映画)
5.0
⚪概要とあらすじ
ハリウッドを代表するトップスター、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの初共演が実現したロマンチック・ミステリー。

傷心を癒やすためイタリアを訪れたアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)は、ベニスに向かう車中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。魅力あふれるエリーズに誘われるがまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。しかし、それはすべて仕組まれたわなだった...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“華麗な旅人には、危険な謎がある。”

「My mother told me that people have two sides:Good side and bad side.Past and future.Try to love his both sides.(母は私にこう教えてくれた。人には二面性がある。良い面と悪い面。過去と未来。愛する人のどちらの面も愛しなさいと。)」

⚪感想
ロマンチックミステリー作品。

驚きの展開だし、撮影場所やファッションが美しいし、キャストも豪華で面白いのに海外では不評だったらしい。悲しい。
ミステリーでありつつもコメディチックな笑えるところがある。

細かい演出とセリフが良き。

伏線も多くあって好きなんだけどそれを言うとネタバレに繋がってしまうから言えないのがもどかしい。

ベネチアの街並みも最高だった。とにかく美しくてオシャレ。海に浮かぶ街が素敵。

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの衣装も素敵で、舞踏会の時の衣装は誰が見ても惚れてしまいそう。

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの組み合わせが最高。圧倒的な美男美女。
当初はトム・クルーズとシャーリズ・セロンでの撮るという計画だったらしいけど個人的にはアンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップで良かったと思う。
ポール・ベタニーが出てたのも個人的に嬉しかった。吹き替えも加瀬康之さんだし。
ティモシー・ダルトンも居る。

リメイク元の『アントニー・ジマー』も観てみたい。

吹き替えも字幕もセリフ一つ一つの表現が良く、勉強にもなる。
ディナーのお誘いの
E: Invite me to dinner, Frank.(食事に誘って、フランク。)
F: What? Would you like to have the dinner?(僕と食事でもどう?)
E: Women don't like questions.(女は質問が嫌いよ。)
F: Join me for dinner.(食事に行こう。)
E: Too demanding.(押し付けがましい。)
F: Join me for dinner?(食事に行かない?)
E: Another question.(他の質問で)
F: I'm having dinner...If you'd care to join me.(食事に行くけどもし良かったらご一緒に。)
のやり取りが可愛かった。



⚪以下ネタバレ



以下ストーリー。
ピアーズを追う警部たち。エリーズはピアーズからの指示に従い列車に乗り込む。そこでピアーズと体格の似た男、フランクに話しかける。フランクはエリーズに誘われるまま同じホテルに泊まるもフランクをピアーズだと勘違いしたもの達に襲われる。エリーズの助けもあり何とか逃げ延びる。エリーズはフランクの身が危ないと考え置いていく。エリーズは実は潜入捜査官だったがピアーズと恋に落ちてしまった。社交界でピアーズをおびき出すことに。しかし、フランクが社交界に来る。その後ギャングに巻き込まれエリーズは死の危機に。そこへフランクがやってくる。警部たちはそこにピアーズが来ないことに戸惑う。警部によって射殺が許可されギャングは死亡。そしてピアーズが捕まったとの情報が入り警部たちは現場から離れる。フランクはエリーズの前で金庫を開けてみせる。フランクはピアーズでピアーズとして捕まったのはピアーズが雇っていた男であった。ピアーズは金庫にお金を残したため罪は許された。船の上でエリーズはピアーズに「2000万ドルかけてその顔を選んだの?」といい「我慢する」と答える。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
午後のロードショーで鑑賞。(190913)
午後のロードショーで鑑賞。(210422)
午後のロードショーで鑑賞。(231220)

⚪パンフレット所持
鍋レモン

鍋レモン