4Kバージョンを劇場で鑑賞。前回のイ・チャンドン特集で本作(とグリーンフィッシュ)は見逃しており、特に本作は観ないとな、と思っていたので良いタイミングでした。
ヘルパーしつつ生活保護を受け、…
重い話だったが、引き込まれた。監督の演出の腕、語り口の上手さ(直線的ではなく迂回していくところも)を感じた。
詩を習っている高齢の女性が主人公で、ときどき小さなノートに書かれた詩が画面に大写しにされ…
watching in a theater is different from watching at home.
Beyond the details of visuals and sound, …
凄い好きだった。
主人公の詩を書くまでのプロセス、それに付随する視点が、事件が物語化されるのを拒否するかのように機能している。
だから、主人公は思い詰めた素振りも見せず、事件を丸く納めたい人達にと…
アルツハイマーの進行、孫が加害者であること、その性被害者の死の関心と自分の為の逃避。静かに、過激に時間が流れていく。
ミジャの心は見ていてる観客側が感じとるのは難しい。とても重たいお話ですがとても…
扱っているテーマが重い割にあまり感情の起伏がなくてこんなにも時間は淡々と過ぎていくものかと感じた。
ミジャがどんなことを感じていたのか。あの詩が読まれていくシーンで鳥肌が止まらなかった。エンドロー…
男性女性、生と死、理想と現実、美と頽廃…
割とはっきりとした二項対立が見られるが、単純にそれだけに止まらず。
痛ましい事件は当事者たちやその親にとってはまるでどこ吹く風で、かなり醜悪に男性を描いてい…
もうね、イ・チャンドン監督の顔をあしらったタトゥー入れたい。その上で「雑用でも何でもしますので、弟子入りさせてください」って韓国語だけ覚えて、カバンひとつで会いに行きたい。それぐらいに好き。
そう…
カンヌ脚本賞、韓国映画祭でも数々受賞している。
卑劣な事件が起こった、その様子を1人の死体を眺めることでしか理解できないのだが
それを知ろうとする1人のアルツハイマー持ちの老女を通じて、私たちは事の…
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