ずっとずっと観たかった1作。
作品と対峙するたびに味わいが増す作品。
ここまでヘビーじゃなくとも、理想と現実のギャップは誰にでもあるもので、ミジャがどう現実と折り合っていくのか、その過程と詩の創作と…
詩は美しくなければ、
自分の世界を美しく見なければ、っていう生き方を私も自身を守る為に無意識にしているので、多分皆そうなので、
現実を直視して荒立てて行く事は辛く厳しいという事も知っているので、
人…
ポエトリーは、シークレットサンシャインと似た雰囲気をまとっていて、リンクするところもあったけれど、また違った重さで、償うってどういうことだろう、とか色々考えさせられた。
詩を通して見る美しい世界と…
やせた土の上に落ちた杏の実も、宙に浮いたままのシャトルも、時の川を上ってはいかないけど、花はまた同じ季節に咲いていた
押さえつけても隙間からあふれ出してくるほどの うれしい や かなしい が、ひとり…
このレビューはネタバレを含みます
美しさを見ようとすると…
釜山で働く娘の代わりに孫の面倒を見るミジャ。詩を学ぼうと思い立ち、日常を見つめなおすが…
「あなたは今まで一度も本当のリンゴを見たことがない。」そう言われた後に見た、木…
男性女性、生と死、理想と現実、美と頽廃…
割とはっきりとした二項対立が見られるが、単純にそれだけに止まらず。
痛ましい事件は当事者たちやその親にとってはまるでどこ吹く風で、かなり醜悪に男性を描いてい…
このレビューはネタバレを含みます
イ・チャンドン レトロスペクティヴ特集上映。第3作目。
監督独特の終始張り詰める緊張感が途切れない映像、壮絶な悲劇を淡々と描く脚本に惹きつけられ139分は長く感じなかった。
また2010年頃の🇰🇷…
カンヌ脚本賞、韓国映画祭でも数々受賞している。
卑劣な事件が起こった、その様子を1人の死体を眺めることでしか理解できないのだが
それを知ろうとする1人のアルツハイマー持ちの老女を通じて、私たちは事の…
おばあさんが詩を詠むせいか、認知症だからか、元からの性格なのか地面から1センチ浮いてる感じ。文学的な想像力がいる詩の勉強と過酷な現実のいじめ被害者への賠償の金策やキツそうな介護の仕事が交互にくるんで…
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