ゆるやかな話なのに退屈しないイ・チャンドンの凄さ、常に息が詰まる様な苦しい感じが続くけど鑑賞後の後味は悪くない不思議な映画
アグネスの気持ちに近づく為なのか介護人との性行為のシーンかなり気持ち悪か…
冒頭、病院前のシーンがあるのだが、カメラが左にパンしていく先の、エキストラの配置を含めたその画角に強烈なエキゾチシズムを感じて悶絶した。
詩という主題と現実の愚かさをクロスして仕上げた脚本が本当に…
このレビューはネタバレを含みます
アルツハイマーを発症したばかりの齢66歳の女性ミジャは娘の代わりに
中学生の孫息子を育ててる。
66歳女手ひとつで育ててる。
ミジャと孫息子との生活は当たり前に貧しい。ミジャの仕事は高齢の半身不随の…
詩は急に浮かび、とめどなく言葉が出てきて書けるもの。アルツハイマーの初期症状が出ていた彼女の決意。最後の最後、彼女なりの精算をしようとしたのだとしたら、やはりアグネスと同じところに行ってしまったのだ…
>>続きを読む公開当時に観たことは覚えている。
でも「何となく退屈だった」という印象しかない。
あれから10数年、私も大人になったし、今度はこの映画の深さ・良さを感じられるかも知れない、とワクワクして鑑賞。
…
イ・チャンドン レトロスペクティヴにて鑑賞。初見。
詩を綴ることを知って人生や日常の美しさを見つめていく姿や人生で一番美しかった瞬間を発表するシーンと、アルツハイマーや孫の事件や会長のことなど直面…
おばあさん役、主演のユン・ジョンヒさんがとにかく魅力的に撮られていることに、
イ・チャンドン監督の思い入れようが伺える。
多分、監督にとってのアイドルだったのだろう。
そのアイドルに、お金のために…
主演のユン・ジョンヒは韓国では大女優らしい。
日本で言えば、倍賞千恵子かな。老人性のボケが入った演技は『PLAN 75』を連想させる。
詩を書くために世の中の美しさを探す主人公だが…。
イ・チャンド…
2023年映画日記180
.
釜山で働く娘の代わりに中学生の孫息子ジョンウクを育てているミジャ。ある日、町の文化センターで偶然見つけた詩の講座を受講し、人生で初めて詩を書くことになる。詩のテーマを見…
©2010 UNIKOREA CULTURE & ART INVESTMENT CO. LTD. ET PINEHOUSE FILM. TOUS DROITS RESERVES