イ・チャンドンの人間や彼らを取り巻く社会に対する眼差しが好きだ。彼は映画を撮るのが上手すぎる。美しさだけでなく、汚くて醜い世界にも目を向けること。死者に代わって生きている者が詩を紡ぐことの意味。最後…
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ラスト、主人公の声から少女の声に変わる演出が凄い。それにより冒頭みたいに主人公を死体で見せなくても同じことをしたと伝わる。少女がこちらを見るのも緊張感あって良い。
他人事な人たちの中、警察とのバトミ…
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ミジャは畦道を歩き, 落ちている杏を見て, 木になっている時よりも落ちてからの方が熟れていて美味しいということに魅せられる. 通りかかったところには農作物を収穫している人がいて, 自分が詩を愛してい…
>>続きを読む 4Kバージョンを劇場で鑑賞。前回のイ・チャンドン特集で本作(とグリーンフィッシュ)は見逃しており、特に本作は観ないとな、と思っていたので良いタイミングでした。
ヘルパーしつつ生活保護を受け、…
重い話だったが、引き込まれた。監督の演出の腕、語り口の上手さ(直線的ではなく迂回していくところも)を感じた。
詩を習っている高齢の女性が主人公で、ときどき小さなノートに書かれた詩が画面に大写しにされ…
watching in a theater is different from watching at home.
Beyond the details of visuals and sound, …
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「いまどういう状況か分かっていますか?」って言われて私だったら怒鳴り散らかすんじゃ無いかと思ったけど、大切な人への時間の使い方をしていると思った。彼女だけが世界をしっかりと理解していて、女の子の死を…
>>続きを読むもうね、イ・チャンドン監督の顔をあしらったタトゥー入れたい。その上で「雑用でも何でもしますので、弟子入りさせてください」って韓国語だけ覚えて、カバンひとつで会いに行きたい。それぐらいに好き。
そう…
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