残酷な現実についての映画であるのに、同時に美しい詩の映画でもある。
「美しい」「醜い」「苦しい」「悲しい」「惨め」、感情をあらわすこれらの言葉を使わずに表現するのが詩なのだと思った。
詩の教室の生徒…
このレビューはネタバレを含みます
2023年11月
・大学の時に確か早稲田松竹かなんかの二本立てで観たと思うんだけど、改めて今回観て大傑作だった。
・詩を書く=歩き回り、見た物を感じて理解する。という補助線が最初にひかれる。その上で…
ラストシーン凄っ❗
主人公含め、不可解なキャラクターが数人いたので理解に苦しんだが、ラストでストンとくる。
これがあまり嬉しくないストンで💦
最近よくある、男皆気持ち悪いモノなんだけど、10年以上…
自殺した少女の死、失われていく名詞と綴り紡ぎだす詩。
言葉にできない(詩が書けない)もどかしさが物語を波立たせ、流れ流れてひとつに収束していく。
静かに揺さぶられる感情の波、ラストシークエンスからエ…
これは前にも劇場で観ているけど、今回の特集でイ・チャンドン監督にはすっかり魅了されてしまったので、あらためてもう一度観てみることにしました。
本作は、初めて観た時は大傑作だと思った覚えはあるんけど…
映画の始めの頃はおしゃれでお茶目なおばあさんという印象だったミジャが詩を作ることを通して今まで見てこなかった世界を見つめ考えていく。
詩の先生が詩を作ることで一番大変なことは作ると決心し覚悟すること…
『ポエトリー アグネスの詩』イ・チャンドン レトロスペクティヴ4K。いつか映画館でと待ってようやく初鑑賞。脚本の強度に圧倒されて解説にも触れずに一人ずっと噛みしめている。話の元になったある事はもちろ…
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