これも良かった。多少時代を感じさせるところもあるけど、十分今でも観ることができる。
詩を書くという思いで進んでいく話と自分の病気、娘や孫のと関係、一番大きな孫の起こした罪の贖い方が並行して進んでいく…
イチャンドンの映画を観たあとは、たくさんの言葉が頭に浮かんでくるのだけど、どんなに言葉をつくしてもなんだか違うし自分の薄さを感じてまう
純真さ 残酷さ
美しいもの の裏
「世界の苦悩と美は互い…
テンポがすごくいいわけでも刺激的なシーンが多いわけでもないが見入ってしまう映画ではあった。映像やカメラワークはよかった。
しかし、ミジャが孫の罪をどうしたいのか全然わからなくて終始もやもやしていた…
イ・チャンドンの映画をいままで見てこなかったのは(みないようにしていた)このリマスターのためだったな、とおもう。
そしていざ対面するとそれはやっぱり映画館で出会うべき映画だとおもう。
あと私は全然…
2023年11月
・大学の時に確か早稲田松竹かなんかの二本立てで観たと思うんだけど、改めて今回観て大傑作だった。
・詩を書く=歩き回り、見た物を感じて理解する。という補助線が最初にひかれる。その上で…
いずれは忘れゆくであろう、この世界の記憶のなかで、苦悩の上にひたすら"美しさ"を貫こうとしたミジャ。
彼女の祈りは、きっと被害者の少女や孫息子にも届いたであろう。
孫息子に爪を切らせるシーンが、後…
目の前の事象に向き合えない人たちばかりの世界。
その中で、ミジャは詩を通して目の前の世界に向き合おうとする。
そこには陽の光や木々の揺らめき等普段は気付かないささやかな美しさがあることに気付く。
…
めっちゃ面白かったです。
詩の部分がより理解出来れば
もっと楽しめるのかなと思います。
始まり方が最高に良かった。
あのタイトルの入り方良い。
何やらただ事では無いぞ…という冒頭から
おばあさんの…
川の水面で始まり川で終わる。
登場人物が増え、一緒のシーンに映り、そしてその関係性がわかっていき繋がっていき、ストーリーが進んでいく。川のように流れていく。
重い内容なのに重過ぎず描かれて、日常が積…
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