社会的に異常なことが繰り広げられてるのにどこか冷静で静寂な印象。男性と女性の対比。死への捉え方。
おっきい木の下に光が差し込む様子はとっても素敵で大好きだけどそこにいたミジャはどこか孤独感がある。
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ミジャは畦道を歩き, 落ちている杏を見て, 木になっている時よりも落ちてからの方が熟れていて美味しいということに魅せられる. 通りかかったところには農作物を収穫している人がいて, 自分が詩を愛してい…
>>続きを読む 4Kバージョンを劇場で鑑賞。前回のイ・チャンドン特集で本作(とグリーンフィッシュ)は見逃しており、特に本作は観ないとな、と思っていたので良いタイミングでした。
ヘルパーしつつ生活保護を受け、…
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美しさを見ようとすると…
釜山で働く娘の代わりに孫の面倒を見るミジャ。詩を学ぼうと思い立ち、日常を見つめなおすが…
「あなたは今まで一度も本当のリンゴを見たことがない。」そう言われた後に見た、木…
重い話だったが、引き込まれた。監督の演出の腕、語り口の上手さ(直線的ではなく迂回していくところも)を感じた。
詩を習っている高齢の女性が主人公で、ときどき小さなノートに書かれた詩が画面に大写しにされ…
watching in a theater is different from watching at home.
Beyond the details of visuals and sound, …
凄い好きだった。
主人公の詩を書くまでのプロセス、それに付随する視点が、事件が物語化されるのを拒否するかのように機能している。
だから、主人公は思い詰めた素振りも見せず、事件を丸く納めたい人達にと…
アルツハイマーの進行、孫が加害者であること、その性被害者の死の関心と自分の為の逃避。静かに、過激に時間が流れていく。
ミジャの心は見ていてる観客側が感じとるのは難しい。とても重たいお話ですがとても…
扱っているテーマが重い割にあまり感情の起伏がなくてこんなにも時間は淡々と過ぎていくものかと感じた。
ミジャがどんなことを感じていたのか。あの詩が読まれていくシーンで鳥肌が止まらなかった。エンドロー…
男性女性、生と死、理想と現実、美と頽廃…
割とはっきりとした二項対立が見られるが、単純にそれだけに止まらず。
痛ましい事件は当事者たちやその親にとってはまるでどこ吹く風で、かなり醜悪に男性を描いてい…
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