『オアシス』、『ペパーミント・キャンディー』を観た後、これもいつか観たいと思っていた。それから数年、スクリーンで観ることが出来て良かった。鑑賞中はストーリーを追うのに精一杯だったけれど、後からジワジ…
>>続きを読むイ・チャンドン舞台挨拶付き上映にて鑑賞。
2度目の鑑賞だけど、相変わらず凄まじい映画だった。
聖なるものと、俗なるものの世界。
だけどその対比だけの映画ではない。
まずはお願い、いつも背後霊のよう…
大きな喪失を重ねて経験した女性の行く末。
言うまでもなく素晴らしい。
一つ一つが重いので連続して見るもんじゃない気もする。
連続して見ているためイ・チャンドンの映画において川と死が結びついている…
人の魂は何によって救われるのだろうか、ずっとこの問いを反芻しながら観ていた。主人公にとって人生はどんどん辛いものになっていくが、それでも人間はなぜ生きていこうとするのか、真正面から描いたこの作品は尊…
>>続きを読む最終日滑り込み、観られて良かった
逃げ場のない苦しみに入り込む宗教をアイロニーたっぷりに描く
主演のチョン・ドヨンの非日常の痛みが余りにリアルで、ここにソ・ガンホを配役したセンスが素晴らしい
イ…
見えるものと見えないもの。
未見の人はどんな話かも知らない状態で見て欲しい。
本作は3回は観てるが4Kで劇場で観られる機会はなかなかないので改めて鑑賞。
20年前の作品なので4Kになったことでさほ…
すでに失意のドン底の女性を更なる悲劇が襲う容赦ない信仰という俗世のシステム。
希望という救いが齎す絶望の極致に、人はどう抗い、何を見出すのか。
目に見えないものに神を宿しながら、実存する善性に触れ…
2023年映画日記179
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シネは事故で亡くなった夫の故郷で再出発するため、息子とソウルからミリャン(密陽)に引っ越して来る。車が途中で故障し、レッカー車を呼ぶと、自動車修理工場を営むジョンチャン…
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