このレビューはネタバレを含みます
鑑賞中より、直後より、2日経った今の方が、あれはすごい映画だったと感じている気がする。
淡々とテンポ良く展開していくなか、主人公はじめあちこちに少しずつ散りばめられた不和というか、なんというか
死んだ夫、夫の故郷である田舎町、両親との関係、ひとり息子のこと、、なんだか拠り所をずっと求めているような主人公が、宗教にのめり込んでいくところまでは特別な映画だとは思わなかったけど、許すと言い始めたところから嫌な予感だけはして、でも刑務所でのあの会話は全く想像していなかったし衝撃的だった。
あの時の主人公の気持ちを描くためにこの映画をつくったのなら、とんでもないな
ソンガンホの存在だけが希望