シークレット・サンシャイン 4K レストアの冬野のレビュー・感想・評価

信仰は時にハラスメントにもなるし、主人公は神に抗いエクソシスム的にもなる。でもラストカットで神の存在を肯定もしていると思った。宗教とは全部はタイミングだし、人は人によって傷付けられて人に癒されるからなあ。初対面の印象が最悪だったおばちゃんによってシネさんが心から笑えたシーンがとても良かった。ミミズのシーンは「ぐるりのこと。」のワンシーンと似ていると思った。ぐるりはこの映画の翌年公開、橋口監督はこのシークレットサンシャインを意識したのかな。