何回観ても隅々まで素晴らしい大傑作。主人公の身に起こる悲劇がどれほどのものなのか真に理解するのは自分の経験だけでは足りないけれど、チョン・ドヨンの演技で追体験できるような本当に身につまされる気持ちに…
>>続きを読む立ち上がりからシネはずっとどこか危うさを感じ、それが傍観者には怖くもある。
その伏線あるいは予感が悪くも消化され、さらにその彼女の危うさは全編を通して不変で、根底に鎮座し続ける。
イ・チャンドンは…
今後この映画を見返すことはあるのだろうか、見終わってそんな気持ちになった。しゃがみ込んで細いタバコを吸うソン・ガンホの姿を思い出す。あの忘れ難い葬儀の場面や面会での切り返し、割れたガラス。そして、あ…
>>続きを読む2007年製作。原作脚本監督イ・チャンドン。
明るい話なのかと思っていたら、話が進んでいくうちになんだかめまいのする話になっていった。
序盤で、主人公チョン・ドヨンの幼い息子が誘拐され死体で発見…
イ・チャンドン レトロスペクティヴ特集上映 第一回目。
夫を失って夫の故郷ミリョン(密陽)に息子ジュンを連れてソウルから引越してピアノ教室を営むイ・シネ。
息子ジュンが誘拐されて、幼児教室の園長…
年末の締めはイ・チャンドン監督特集にて。『オアシス』を先に見ていてとても心に刺さったので、他の監督作品も気になって鑑賞。
とにかく主人公に降りかかる災難や困難、苦痛が多くて本当にしんどくて観ていら…
2023年12月 目黒シネマで2K
・イチャンドン作品は何かしら他作品とのリンクを感じる。今作はポエトリーを連想した。
・観たのは二回目だったけど、こんなにユーモアもある作品だったんだという印象。は…
見終わったあと、重たくて重たくて、胸からなにかが飛び出してきそうだった。
主人公の気持ち以外、理解出来ず、見てて苦しかった。
相変わらずの景色の綺麗さ、車から見える外の背景、音楽などが良かったが、そ…
鑑賞中より、直後より、2日経った今の方が、あれはすごい映画だったと感じている気がする。
淡々とテンポ良く展開していくなか、主人公はじめあちこちに少しずつ散りばめられた不和というか、なんというか
死…
不幸オブ不幸、鬱オブ鬱映画。
主演の方、おれだったらこんな役、身体壊しそう。
突然起きた不幸から、救いを求めて信仰を持つようになるけど、自分の息子を殺した犯人を神が許してくれたというのを許せなかった…
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