イ・チャンドン監督の見てなかった作品の一つ。
ソンガンホの存在が尊い。あんないい男が常に側にいるなら心強いはずなんだけどねー。
目の前の存在は目に入らず、目に見えない幻想に取り憑かれてしまう。面会…
神様と出会って救いを得たのに、自分が一番憎い相手はとっくに神様に赦されて自分より幸せそうに見えたら心穏やかでいられないのはわかる。でも無理に相手を赦す必要はないし赦せなくても神様は見捨てない。なのに…
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ひたすらつらくて自然に涙が出た
宗教は人々の心の拠り所、支えとなるもの、と考えていた私にとってこの物語はかなり衝撃的で、宗教が抱える問題点に理解が及んでいなかったことを痛感した
チョン・ドヨンの怒り…
秘密の陽射しで、密陽、secret sunshine。なんて詩的な地名なんだろう。主人公が散々な目に遭いまくるが、ちょっとでも陽が射してる限り、なんとかなりそうに感じられるあたたかい終わり方をしてい…
>>続きを読むあまりにもすごい作品を見たあとに、安っぽい感想を残すこと自体が野暮な気もします。まだご覧になってない方は、こんな下らない文章を読むのではなく、映画館か配信サイトに向かってください。
赦しという行為…
「この町がどんな町かって?どこにでもある町ですよ。」
シークレット・サンシャイン。韓国の地方都市 密陽。隠れた、太陽。その意味が、ラストにずしんときました。
高慢さ。
夫を亡くし、夫の故郷である密…
苦しい。
余白の多さがすごく好みだけど、しばらく2回目観る気力は無いかな。(イ・チャンドン監督の作品全般に対する感想)
人間臭さ、醜さと現実味のバランスがいつも絶妙過ぎて、全くわざとらしくない見せ方…
このレビューはネタバレを含みます
レトロスペクティヴ上映にて。今回のイ・チャンドンマラソンの個人的ハイライト。ずっと評判だけ聞いていたけど、ようやく観れた。
なるほど確かに、これは衝撃。
「信仰による魂の救済」、あるいは「信仰を…
チョン・ドヨンさんの演技に圧倒された。
子どもを殺される事件から心が壊れて行くが
最初から変といえば変で、息子がどうも自閉症っぽいとか
シネ自身が夫の裏切りを認めたがらず、
見栄っ張りで人付き合いが…
人生における立ち上がれないほどの絶望。救いとしての宗教。しかしその矛盾を真っ向から提示し、救いと表裏一体となる絶望を与えることがあること。
そして、絶望に落とされたときの、人が神様に中指を突き立てな…
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