原作を読んでないのでなんとも言えないけど、映画は極力人生の浮き沈みのような展開を排していて、たまに激昂したりするけど激しい展開には至らない。終始ケイリー・スピーニーでもってるような印象で美術やセットもそこまで強く凝っているわけではない。車の前に立つプレスリーはなぜかカッコ良いなとか、冒頭の転校する前の学校で授業中に惚けてる感じとか面白くていいなとかしょうもないことを考えながら観てしまった。余談だけど、ケイリー・スピーニーで検索しようとしたら「ケイリー・スピーニー 身長」って予測がでて笑ってしまった（155cmらしいです）
うっとりみせるにはややストイックというか冗長というか90分くらいにしてほしい映画だと思いました。
