プリシラのひよこ豆のネタバレレビュー・内容・結末

どこまでがリアルなのかは置いといて…。
未成年と交際したり変な薬飲ませたり、学校転校させてまで自分の元に置いて、ガッツリ自分色に染め上げてDV気質もある…っていうプレスリーはツッコミどころ満載な人だったな。
でもその時代の大スターってやっぱ異常な面があってもそうなのかな〜って変に納得しちゃうし、スターはスターなりの孤独感や抱えているものがあるっていうのも映画の中では表現されていたから、プレスリーの印象が悪くなるって事は特になかった。
とにかくケイリー・スピーニーがとんでもなく可愛い！最高！途中の変化には驚いたけれども…。
まだ少女で交際経験もなくて、目の前の大スターが自分だけに話しかけて自分にだけ弱みを見せてきたら、そりゃコロッといくよね。恋煩いで何も手につかなくなってる姿とか、別れるときに号泣して髪ボサボサになって目の下真っ黒になっちゃってるプリシラめちゃめちゃ可愛かった！
プレスリーと出会って得たものがあった分、子供らしい生活とか友達とか自由とか、色んな物を失って孤独感を感じている心情がまた緩やかに描かれていて、後半ちょっと眠気が出てきたけど、自分を取り戻す事でまた見た目にも変化が出てくる様子とかは見ていて面白かった。