katy

プリシラのkatyのネタバレレビュー・内容・結末

プリシラ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前半のエルヴィスに恋してるキラキラ期はとってもかわいかった。
エルヴィスが帰国してしまって、時が流れていくシーンの映像がかわいい!
マリー・アントワネット感!

実際のエルヴィスやプリシラがどう思っていたかどう生活していたか知らないので、以下はこの映画を観た限りのわたしの感想!
まだ世間を知らない若い女の子を外の世界から断絶して洗脳するのは典型的なモラハラだったな。
友達も家族もいない場所で厳しい義両親、学校はなじめない、話す人いない、エルヴィスだけが頼りだから思い通りになるしかないよね。
エルヴィスももちろんしんどいんだろうけど、それをぶつけるのが10歳も年下の女の子だけってところがクソダサいよね。
やっぱり10代の女の子に手出す成人男性にろくなやついないね。
黒髪にしろとか、アイメイクは濃くとか、ファッションにうるせーのも嫌だったな。
好きなもの着させろ。
お部屋に引き篭もって、いろんな服とかランジェリーで写真撮るシーンはかわいかったけど、エルヴィスはお人形遊びみたいなことが性癖だったのかと思ってしまった。
たぶんエルヴィスとわたしの趣味の違いでもあると思うんだけど、プリシラは黒髪にする前と最後自然体でいたときが一番きれいだった。
自分らしさを手に入れたプリシラが一番きれいってことなのかも。
自分を失うのと比例して髪がどんどん盛られていき、顔も荒んでいったもんね。
自分で運転してあの家を去っていくラストは好き。
katy

katy