私は2人の時代を生きていないし、オールアメリカンの象徴である2人の美学だけが好きでこの作品も2022のELVISも観た
自然と思い描かれるプリシラ・プレスリーは、チェリーコーク色と濃いアイライン
自分のために着飾る色んな時代の女の子たちのアイコンのイメージなんだけど、
彼女の象徴的な美学もエルヴィスが自分の好みに合わせて作り上げたものなのかもって気づいてしまって、なんだかもやもやした
エルヴィスの貧乏ゆすりが嫌だった
グルーミングと呼ばれるものも含まれていそうで、気持ち悪さは感じた
着飾るの大好きなのに、プリシラはその開拓者だと思っていたから、ただエルヴィスの側に置かれる着せ替え人形みたいに見えたのがすごく悲しくて🥲
もちろんプリシラだったからこその象徴だしトレンドはトレンドになったんだろうけど、オールアメリカンの理想的なイメージとして刷り込まれてきたものも全部エルヴィス戦略だったのかも、と感じたのがこの映画
時系列も出来事もわかってるし、プリシラ目線だとこうなんだっていうのが割と衝撃だった
離婚した後もエルヴィスが死んだ後も、プリシラが財政立て直ししてエルヴィスを語り続けて、自らのブランド力を高めてここにいるって知ってるし、2人の愛の形は難しいけど、それがあったこともわかる
のに、エルヴィスだけここにいないのが知らないのが本当に悔しくて、エンドロールにちょっと涙😢
