エルヴィスの映画を観た後に観たのと観てないのとで感じ方が違うのかなと思った。
彼は基本とても優しいし紳士だと思う。けど音楽家である彼の精神的なしんどさの面が突然暴力性を持って向けられてしまったりとか、彼の日々の忙しさが無意識にプリシラを閉じ込めるようなかたちになってしまったりとか、、
まだ幼い歳で大スターである彼との生活に入ったことは本当に本当に大変なことだったと思う。
小さな違和感とか切なさ、心の落ち着かなさを感じる部分がたくさんあった。
それでもエルヴィスのそばに永く居続けたこと、本当に純粋な愛だし、強く美しい女性だと思った。
映画の終わり方もさらりとした感じで、若干ものたりなさもあったけれど、エルヴィスのうしろでひっそりとあったプリシラの日々、というかんじでよかった。
これからもプリシラさんを応援したい。
