ひまわり

月のひまわりのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

点数付けるのもレビューもするのもしたくないなぁーと迷った…
(点数付けないと自分のレビューのフィルターやソートで多分反映されないのよね…)

介護職の待遇は絶対よくするべきだと思う。(普段 “べき”って言葉使うの好きじゃないけど)
あの大変さは想像出来てたし、虐待までは想像出来るし同情も出来る。
だからこそ、大変な上 人が嫌がる仕事こそ高待遇にした方がいいと思う。(ギリギリ我慢出来るお世話時間で済むようなシフトが組める人員確保して、そのためにも高収入にして)
人口減で公共サービスやインフラが将来壊滅的になる日本では特に。

ただ、wiki見ただけだけど、実際の犯人はそれが動機ではなく昔からの優生思想だったと見受けられた。

個人的には意思疎通出来ないのは家族として辛いし、自分がそうなったら生きてる意味はないな、だからそうなりたくないな、とは思う。(最低 映画が観れればいいので視聴どっちかが出来たり感情があればすぐに死にたいとは思わないかな)

でも、だからと言って“他人”や“社会”が殺していいとは絶対ならないし、本人も家族もそれぞれ気持ちが違うから要望も違うよね。
(出生前診断や、何かあった時に延命処置しないとか当事者が決めるのは賛成だし、私は決断出来ると思う)

この映画は、現場が大変だから殺しても仕方ないよね、に傾きかねない作りでちょっと怖いなと思った…。
現場は大変だから国に待遇改善を求める方向なら大賛成だけど。

役者陣はみんなとてもよかった☆
昌平が物凄く愛情溢れる人で救われた。ストレスたまって壊れそうで心配だけど…
あの陽子が最後 会話出来るって嘘ついたのも救いだった。
磯村くんがこんな役続いててメンタル大丈夫かなって心配しちゃう…
ひまわり

ひまわり