鉛のように何かが重くのしかかる鑑賞後。
光がほとんど差し込まない…
覚悟を持って観ないといけない映画でした。
障害者施設での悲惨な事件
ラスト30分は目を背けたくなる映像、でも、ちゃんと自分の目で観ないといけない映像だと思った。
鎌が三日月に見えて、月という映画のタイトルを暗示させている?ように見えた。
途中からこれは現実に起こった出来事なのか?と疑わずにはいられないくらい、自分の生きている世界からは想像がつかないことが起こって、目の前の出来事を理解するのに精一杯で、感情が追いついてこなかった。
生きるとは?死とは?
人とは?心があるとは?
こんな問いを投げかけられているような気がして、考えてみるけど、答えは出てこない。
人と違う部分、尖っている部分は批判されたり、自己否定してしまったりするけど、個性として受け入れられるそんなあたたかい社会になってほしいなぁ。
金子みすゞさんの「みんなちがってみんないい」っていうフレーズを思い出しました。