アプソ

月のアプソのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

重たい内容の映画なので、早い時間に鑑賞🎬

最初、夫婦会話のセリフがなんかぎこちなさを感じる。
子供を亡くしたからか、もともとそうゆう夫婦なのか。
奥さんが師匠だからか?笑

話せない障害者は人じゃないという言葉がある。
心がないからと判断されていた。
なんとも悲しい。

その人ではない生き物は価値のないと勝手に判断され、排除される。
自分は実質手を下す事はないが、道を歩いていたら、障害を持った人とすれ違う事がある。目を合わせないように、話しかけられないようにしている。何か危害を加えらるかもしれないと思っているからだ。
それは実質的に排除になるのか
それは差別かもしれない

施設で働いている人は
本当に凄いと思っていた。
唾をかけられたり、噛まれたりする事がある事は聞いていた。
他人の下の世話もする。
大変な仕事なのに低賃金。

施設の大量殺人と同時進行に進む
二人の夫婦の問題
障害を持った子なのかを検査するか、どうするか、また健康な子を産めないかもしれない。
高齢出産のリスク
私も、とても考える問題だ。

障害を持った子が生まれるかもしれないなら中絶をするというのと、生まれてから殺めるのとは何が違うのかという問題を突きつけられる。

私は見たくないものには蓋をしたいタチだ。この映画みて、突きつけられている。

あと、きーちゃん役って、もしかして宮沢りえさんだった?
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