ゆきりん

月のゆきりんのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.0
あの事件そのものの衝撃もさることながら、大半の被害者や遺族が、匿名報道であったり刑事裁判における匿名審理を望んだことに衝撃を受けた。

それは「かつて起こったことは、これからも起こる」のだと示唆している気がしてならない。

障害者は社会に必要なのか、出生前診断を受けるのか、障害があっても産むのかとか、答えのない問いの中にあって、「自分にできることをしなくちゃ」という洋子の言葉こそが答えなのだろうと感じた。
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