モ

月のモのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

最近の多様性とか博愛主義?とか色々学んでくうちに、究極自己中心的かつ自然発生の感情に沿ってに考えるのが1番なんじゃないかと思い出したので、結論、「犯人の信念は間違ってる」とは言えないと思ってしまう。
差別主義者にとって、差別対象は家畜とか虫とかに見えてしまったり、同じ人と思えないことはどうしようもないし、各々の信念に沿って行動して、法を犯せば罰せられる、でいいんじゃないかな。
こういう思想は危ないことは百も承知でだけど、ただ結局自分の中で、障害がある子供を中絶することと障害者を殺害することの本質的な違いが、「法で定められている」以外しっくりこないから、こう言う結論になってしまった。

結局どっちも正しくないし、間違ってないし、私は法治国家である日本で生きるなら、法に従って生きる、としか言えないし、協調的・社会的動物である人間だから、他者を傷つけない、としか言えないかな。

これは感想なんか、よく分からん。取り急ぎ考えたこと書いてるけど、時間が経ったら考え方も変わるかも。ただ、最近自分の価値観横殴りにしてくる映画を見すぎてて、翻弄されてる最中て感じ。

実際の事件がテーマになっている以上、深く考えさせられた、頭が疲れた。

激重だけど、映画自体は見て欲しいとおすすめしてしまうかも。教養として。
モ