わりとストレートにフィンチャーな感じをやっているがゆえに「やっぱりフィンチャーは簡単に真似ができないんだなぁ」と思ってしまうものの、下手に中立的視点を取らずに「主人公=ヒーローvsウォール街=悪」というエンタメ構図でいったのは良かったし、この監督の作品の中では良作の部類ではなかろうか。マスクを使った効果的な演出など、コロナ禍映画としても良い。
@ AMC 34th Street
演出0.7
人物0.7
構成0.7
驚き0.7
趣味0.8
※
演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象