このレビューはネタバレを含みます
ゲームストップ株騒動はニュースで聞いたことある...くらいの薄い知識で臨んだものの、楽しめました。
仕掛人ローリング・キティが個人投資家に呼びかけ、ウォール街のヘッジファウンドに対抗するという映画みたいなストーリーなのですが、実際のニュース映像や当時のSNSでのミームなどのモンタージュが組み込まれ、本当に現実なんだなと実感できる作り。リアルタイムでこの騒動を体験したかったな。
騒動のメインの関係者だけではなく、キティの家族やシングルマザーのナース、大学生カップル、ゲームストップの売店員などの騒動のに振り回される人々の群像劇でもある。
エンドロール手前のお決まりのご本人登場コーナーで出てきた本物のキティが、ポール・ダノより断然イケメンで笑ってしまった。