元となった出来事は全く知らず。株や投資に関しても、8年前の「マネー・ショート」で覚えた専門用語は、恥ずかしながらほとんど忘れてしまいまして…。
鑑賞中は「空売り」がギリ分かるような分からんようなレベルで、「踏み上げ」は全く分からず。「ロビンフッド」がよく分からなかった…のは、予備知識とはちょい別問題のような気もしたが。
しかし「不安を抱えた持たざる者たち」vs「鼻持ちならない富裕層」という大まかな構造が分かり易いおかげで、ストーリー自体は然程問題なく楽しめた。…というか、“フツーに面白い”作品でしたよ？
負けそうになったらズルも辞さない金持ちに対し、情報遮断された庶民たちの“損得を超えた”終盤の選択には、ストレートに胸に響くものが。（俺なら売っちゃうなぁ〜、とも思ってましたがw）
まぁ思い返してみると、この主人公が最初に取っていた行動…潰れかけのゲーム販売店の株に全財産の大半を注ぎ込む、という行為が、そもそも（一般庶民）のそれではないだろ…とも言えちゃいますけどねぇ。
あとラスト、あいつにあれプレゼントしちゃうのも、どうかと思うぞ…！w
