男同士の嫉妬は女同士のそれよりも厄介なところがある
だから、いい男は会社や組織の中で出世できない
みたいな話を見聞きした覚えがあるけど、なんとなくその片鱗をこの映画で観た気がする
ところどころOLD BOY感じるなぁと思いながら観た
こういう画が撮りたいんだろうなみたいなのが分かりやすく詰まってた
こういうアクションに力入れた、アナログで過激に挑戦する映画って2000年代っぽいし、
何よりことごとく陰鬱な感じが2000年代の韓国‼︎って感じで、そういうのが観たい気分だったから満喫できた。笑
あんな届け物したくらいでここまで入れ込む!?と思いながら観てただけに、ラストの方のあのシーンの説得力がすごくて…
ただアクションシーンとか演出面に力を入れすぎて主人公のウルトラピュアな側面とか、社長との長年の絆みたいな部分にあまり言及されず、こちら側の想像力で補って観る感じなのがなんか勿体無いような…
あとちょっとシュールで面白いターンもくるけどなんかそのタイミングとテンポが微妙で気になった
ストーリーとはあまり関係ないけど派閥というか構想的な部分が絶妙にわかりづらいなとか思ったかも
最後の夢の喩えのセリフで全部クライマックスになるからすごい
スケートリンクのとこめちゃくちゃおもろい
