戦慄怪奇ワールド コワすぎ！のトゥーンのネタバレレビュー・内容・結末

工藤のパワハラやセクハラは責め立てられ、封印されようとされている。その抑圧の中で、内なる工藤が性犯罪を起こす。そういった内なる工藤という有害な男性性をぶった切る。コワすぎが長期化したことにより、時代が変わってしまい、コワすぎの人物設定は受け入れられなくなった。そうしたある種の生きづらさによる反抗と自制を描ききった本作は、シリーズの終着点として素晴らしかった。