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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!のpenのレビュー・感想・評価

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場内の完成された雰囲気、終わった後のざわつきと興奮が『名探偵コナン』の映画のそれで、(思わず漏れた笑い声を除いて)基本無言なのに応援上映を観ているかのようであった。シリーズファンの多さ。上映後、拍手が起きた。

画面酔いに気をつけてたのだが、矢継ぎ早に色々起こるから集中して観てしまう。
首に力が入り、若干酔った。楽しかったから良いのだが。まるで車酔いのような画面酔い。
大仕掛けの面では今まで登場した手法を使っているのだが、新作として大きいスクリーンでかけられたことに良さを感じてしまう。
元々Vシネでやっていた勢いの良さは大きい映画館でも通用するという証明。
……と書きつつ、複数カメラ撮影の切り替えは結構凄いのでは。編集の上手さもあるが。

初期作の頃から工藤を通して描くというのは不変だが、元々備えていたキャラクターから本作のストーリーの根幹(且つ作中のテーマ)を成す描写に繋げていってたのも良かった。
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